政治の動きと分析

世界のリベラル政党の政策(3)イギリス労働党

世界のリベラル政党・社会民主主義政党の総本山といえば、イギリス労働党と言ってもよいでしょう(?)。アメリカの民主党は、近代政党としては特殊なので、あまり参考になりません。最近のアメリカ政治は、反面教師にはなっても、お手本にすべき点は...
政治の動きと分析

「くじ引き民主主義」と「多数派診断法」

いまの選挙制度と民主主義はどこか機能不全を起こしているように思います。自分が選挙に落選したから負け惜しみで言っていると思われる恐れもありますが、同じ思いの方も多いでしょう。最近の地方選挙でも、地域のために一生懸命働き地道に議会報告を...
政治の動きと分析

世界のリベラル政党の政策(2)ニュージーランド労働党

ニュージーランド労働党(New Zealand Labour Party)は与党であり、アーダーン首相が党首です。2017年に就任したアーダーン首相は、首相在任中に女児を出産して話題になり、コロナ対応でも評判がよく、正々堂々とニュー...
政治の動きと分析

世界のリベラル政党の政策(1)カナダ自由党

立憲民主党が政権をめざす上で、世界のリベラル・社会民主主義の政党がどういう政策や方針をとっているのかを知るのは有益だと思います。これからシリーズで「世界のリベラル政党の政策」を書いてみたいと思います。第1回はカナダの自由党(Libe...
政治の動きと分析

サンデー毎日「埋没『立憲』の処方箋」コメント

本日(2月1日)発売の「サンデー毎日」の倉重篤郎元毎日新聞論説委員長の「埋没『立憲』の処方箋」という対談記事で私のコメントが引用されました。紹介の仕方が「落選者 山内康一」とあり、ちょっと感じ悪いです。「落選者」という肩書はどうかと...
書評

「ランド:世界を支配した研究所」

少し前に出た本ですが、たまたま自宅近くの図書館で見つけて、「解説」が尊敬する小谷賢教授だったので、読んでみました。政党シンクタンクの設立を夢見る私にとってはもっと早く読んでおくべき本でした。本書の「ランド」とはアメリカを代表するシン...
政治の動きと分析

立憲民主党「持続可能な社会ビジョン創造委員会」

毎日新聞1月26日配信の「立憲民主、参院選公約の土台作り開始『新しい資本主義』に対抗」という記事で、立憲民主党は夏の参院選の公約の土台となる「持続可能な社会ビジョン」を議論する委員会をスタートする旨が報道されています。片山義博先元知...
書評

新しい仕事と新しい働き方(近況報告)

1月から新しい仕事をはじめました。今年5月までの5か月間の期限付きの仕事ですが、とりあえず無職から脱することができました。いまのところ勤め先に迷惑がかかるので、どんな仕事かは詳しくは書けませんが、これまでの経験や知識を活かせる仕事で...
政治の動きと分析

アマルティア・センが説く野党の役割

実家の書庫から20年以上前に出版されたアマルティア・セン著「自由と経済開発」を引っぱり出して読み直してみました。データなどは古くなっていますが、考え方はいまでも新鮮です。アマルティア・センは1998年にノーベル経済学賞を受賞した経済...
書評

ジェフリー・アーチャー「めざせダウニング街10番地」を読み返す

年末年始のお休み中にジェフリー・アーチャー著「めざせダウニング街10番地」を読み返しました。書名の「ダウニング街10番地」はイギリスの首相官邸の所在地です。首相をめざす下院議員の3人の人生を描いた小説です。この本は実家の本棚に1冊、...