政治の動きと分析

参議院選挙が始まりました。

参議院議員選挙が始まりました。最初の仕事は、大雨のなか公営掲示板のポスター貼りです。私の地元の福岡3区だけで831枚のポスターを貼る必要があります。大雨のなか大勢のボランティアが一斉にポスター貼りに走り回ります。選挙というのは、見え...
平和と外交

イギリスの議員射殺事件に思う

イギリスでEU残留派のジョー・コックス下院議員が、極右思想の持ち主の容疑者の男に射殺されました。政治的主張を封じるための殺人などあってはならないことです。議会制民主主義の生みの親ともいえるイギリスで、そういう事件が起こったことに驚き...
政治の動きと分析

「野党」という言葉の限界

各党党首のテレビ討論を見ていて、今回の参院選では「野党」という言葉が意味をなさなくなっていることを実感しました。 自民党と公明党が「与党」であることはまちがいありません。民進党や日本共産党、社民党、「生活の党と山本太郎となかまたち」...
政治の動きと分析

だれを選べばいいのか?

今回の参議院選挙の候補者一覧をながめて、「あっ」と驚いたことがあります。地方区で「鳥取・島根」と「徳島・高知」という県境を超えた選挙区が誕生したことです。もちろん法改正して合区になったことは報道で知っていました。しかし、こうして選挙...
書評

都知事問題の参院選への影響

参議院選挙が近いのにあまり世間は盛り上がっていません。街の反応はイマイチです。盛り上がっているのは、舛添都知事の問題ばかり。甘利元大臣の問題の方が悪質だと思いますが、そちらはあまり報道されず、「せこい」という点が批判される都知事の問...
政治の動きと分析

マニフェストの反省とその次へ

民進党の参議院選挙公約について残念な点がひとつあります。それは多くの人の意見を反映させるプロセスが弱い点です。私のような小選挙区支部長も意見を言う機会があまりないままに、いつの間にか選挙公約が完成していました。
政治の動きと分析

参議院選挙は「社会モデル」を選ぶ機会

国政選挙(もうすぐ始まる参議院選挙)は、「どんな社会モデルをめざすのか」を選ぶ機会でもあります。大雑把にひと言でいうなら、自民党は「自己責任社会モデル」をめざし、民進党は「共生社会モデル」をめざすと要約できると思います。
政治の動きと分析

「日本型マニフェスト」からの脱却

民進党は、こんどの参議院選挙から選挙公約を「マニフェスト」と呼ばないことにしたそうです。正しい判断です。 いわゆる「マニフェスト」と呼ばれているものは、日本で独特の進化を遂げました。いわば「日本型マニフェスト」は、本家のイギリスのマ...
政治の動きと分析

スコットランド、EUと沖縄

イギリスっておもしろい国ですね。正式名称は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」ですが、最初からイングランド人、スコットランド人、アイルランド人、ウェールズ人と多様な民族を抱え、さらにアジア系やアフリカ系、東欧系の移民集団...
子どもと教育

大学で教えてよかったこと

昨年、北海道大学で夏季集中講義の非常勤講師を務めました。そのとき教えた学生のひとりからメールをもらいました。政府の奨学金をもらって海外の大学院に留学するという、近況報告でした。彼も北大の多くの先生方からいろんな講義を受けたことでしょ...