子どもと教育

なぞの献本:「岐路に立つ移民教育」

昨日、ナカニシヤ出版さんから「岐路に立つ移民教育:社会的包摂への挑戦」という本が届きました。封筒には「献本」と書いてあり、著者または出版社からのご厚意による寄贈ということがわかります。 内容的には、フランス、ドイツ、オランダ、スペイ...
平和と外交

安倍政権の着実な軍事化の歩み

安倍政権のタカ派路線のなかでは、集団的自衛権や特定秘密保護法等の問題が注目され、批判をあびてきました。その一方で、目立たない形で粛々とそして着実に日本の軍事化が進んでいます。法改正が必要な事柄であれば国会で審議され、野党も声をあげる...
子どもと教育

小学校の英語教科化は正しいのか?【私の不人気な英語教育論】

一般的に英語教育は保護者から人気があります。経済界も「グローバル化に向けて」という理由で、英語教育の早期化を提言してきました。「韓国や中国に負けるな」と小学校から英語を教えようという圧力は高まる一方です。ただし、人気がある政策が、効...
子どもと教育

子どもの貧困への無関心

今朝(7月31日)西日本新聞の一面トップは「子の貧困 実態把握進まず」という記事でした。子どもの貧困の実態調査を進めている九州の市町村は、わずか4%だそうです。子どもの貧困に真剣に取り組んでいない自治体が多いということなのでしょう。...
政治の動きと分析

もしや選挙対策のバラマキでは?

政府与党の経済対策の大筋が決まりました。低所得の2200万人への1万5千円の給付、融資もあわせて28兆円の事業費、リニア新幹線と整備新幹線の建設加速などの大盤振る舞いです。アベノミクスが破たんしつつあるので、現金をばらまき、公共事業...
平和と外交

民進党の代表に望むこと(2)

この数年で自民党のイデオロギー的純化路線が進んでいます。タカ派からハト派まで、自主憲法制定論者から護憲派まで、幅広いのが昔の自民党的な包容力であり、包括政党としての自民党でした。河野洋平元衆院議長のように憲法9条を守ることを信条にし...
政治の動きと分析

民進党の代表に望むこと

報道によると9月7日に民進党の代表選挙が行われるようです(未確定のようですが)。岡田代表の続投になるのか、新代表になるのか、私にはわかりません。 ただ、誰が代表になったとしてもお願いしたいことが2つあります。ひとつは「ビジョンの明確...
社会と市民活動、NPO

浪人中に勉強するには

現職衆議院議員のころは、国会図書館を自由に使え、衆議院調査局や各省庁も資料を読み切れないほど大量に届けてくれて、政策を勉強する機会とリソースはたくさんありました。どの役所も依頼すれば資料をすぐに届けてくれるし、国会図書館にない本はほ...
政治の動きと分析

「民進党シンクタンク」を創ろう

政党の売り物は政策です。国会で法案を審議するにも、行政の行き過ぎを監視するにも、議員提出法案をつくるにも、党の政策立案能力の強化は有益です。健全な批判や代替案を示すためには、正確な情報やデータに基づく体系的な調査研究が不可欠です。 ...
政治の動きと分析

「リベラル懇話会」という試み

若手・中堅の学者や専門家を中心にした「リベラル懇話会」というグループが昨年設立されました。経済学、法学、社会学、倫理学、教育学、ジェンダー研究、歴史学、地域研究、社会政策学の研究者、法曹、医師など計38名から構成されます。民主党(当...