平和と外交

ジブチの自衛隊基地はまだ必要なのか?

インド洋のソマリア沖海賊に対処するために、日本政府は2009年から海上自衛隊の護衛艦2隻(現在は1隻に減)と対潜哨戒機のP3Cを2機派遣しています。対潜哨戒機のためにインド洋に面したアフリカのジブチに航空基地もあります。国連安保理決...
書評

トランプに学ぶわかりやすさの大切さ

トランプ大統領から見習うべき点がひとつあります。それはとてもシンプルな言葉やフレーズを上手に使って、ふつうの人たちに届くメッセージを発信している点です。 トランプ大統領の英語は文法的にも簡単ですし、むずかしい言葉は避け、誰でも知って...
政治の動きと分析

今年ひょっとする起きるかもしれない10の出来事

昨年は思いがけない出来事がありました。トランプ氏が当選したり、英国がEUから離脱したり。今年も思いがけない事件が発生するかもしれません。 そこで「ひょっとしたら起きるかもしれない事件」を10件考えてみました。起きてほしくないことの方...
政治の動きと分析

ネットがトランプ現象を生む

トランプ現象の背景には、格差の拡大、中流階級の没落などが言われていますが、大きな要因のひとつはインターネットの影響だと思います。「アメリカ人がインターネットに依存して、本を読まなくなり、無知になり、判断力が弱くなった」と多くのアメリ...
書評

人生初のフルマラソン 完走!

先日、人生初のマラソンに参加して完走しました。新しい年の初めに新しいことにチャレンジし、無事に完走できたので、幸先の良い1年のスタートになりました。 数か月前の「年明け解散総選挙説」が濃厚だった頃に、母校の筑紫丘高校の同級生から鹿児...
政治の動きと分析

安倍政権の高支持率の背景:格差が分断を生み、分断がナショナリズムを生む

姜尚中氏が、国際政治学者のモーゲンソーの「国際政治 権力と平和」の一部を要約して次のように書いています。  ナショナリズムとは、個人と国家の自己同一化が進むことであり、その自己同一化の強度は社会の分裂に、つまり社会の安定性に反比例す...
政治の動きと分析

2017年は反転攻勢

政治の世界、国際情勢を見ると、2016年は決して良い年だったとは思えません。 英国のオックスフォード辞典は、昨年の「今年の単語(international word of the year)」に“post-truth”を選びました。...
書評

今年読んだ本のベスト10冊

現職衆議院議員時代は毎年12月末に「今年読んだ本ベスト10」をブログで発表し、意外と好評でした。今春から福岡3区で政治活動を再開したので、2年ぶりに再開します。 以前は国会図書館という「日本最強の図書館」で好きなだけ本を借りられたの...
平和と外交

安倍政権4年の外交・安全保障をふり返る

朝に駅頭でビラを配っておりますが、たとえば次のような内容です。ご参考までに年明け配布予定のビラの内容を転記させていただきます。長いですが、ご一読いただければさいわいです。
平和と外交

南スーダン武器禁輸決議を邪魔する日本

安倍外交の迷走が続いています。日本政府は、南スーダンへの武器禁輸に関する国連安全保障理事会決議の足を引っ張っています。しばしば「米国追随外交」と揶揄されますが、米国の国連大使に非難されるほど、毅然とした態度で足を引っ張っています。そ...