子どもと教育

大学入試の英語業者テストの弊害

安倍政権の「教育再生」はいろいろ問題があります。そのひとつが民間業者や教育産業への利益誘導ではないか思うような「改革」です。たとえば、2020年度から大学の英語民間試験の導入が決まっています。認定された民間業者による英語の試験を大学...
衆議院議員時代の活動ほか

野党合同ヒアリング、野党合同院内集会

2018年4月21日付朝日新聞朝刊に「野党ヒアリング 増す存在感」という記事が出ました。野党ヒアリングのロジ(=準備や事務作業のこと)を担っている者としてはうれしい見出しでした。こんなトーンです。
暮らしと経済

アベノミクスはうまく行っているのか? 【円安誘導】

安倍総理は「アベノミクスのおかげで名目GDPが50兆円増えた」という趣旨のことを選挙演説で言ってました。これはおおむね正しいです。しかし、“名目GDP”が増えたところで、実質賃金は上がっていません。円安誘導で物価が上がっているので、...
書評

【書評】イスラームの歴史:1400年の軌跡(後編)

前回の続きです。たとえば、イスラム教のシーア派やワッハーブ派の成り立ちや歴史を知っていれば、なぜイラク(シーア派)とサウジアラビア(ワッハーブ派)が仲が悪いのかがよくわかります。イスラム内部の多様性を理解していないと、「イスラム教徒...
書評

【書評】イスラームの歴史:1400年の軌跡(前編)

この本 「イスラームの歴史:1400年の軌跡」は名著です。外交官やビジネスマン、教育者、テロ対策に関わる公安関係者、大学生、異文化コミュニケーションの専門家など、いろんな人にとって有益な本です。 「現在を理解するには歴史を学ぶべき」...
衆議院議員時代の活動ほか

通常国会の前半をふり返る:安倍政権の終わりの始まり

駅頭などで配布している国政レポートの次号の原稿です。 福岡3区内の駅を利用していない方、ぜひご一読をお願いいたします。 通常国会の前半をふり返る:安倍政権の終わりの始まり 1.裁量労働制データのねつ造問題 1月22日に始まった通常国...
衆議院議員時代の活動ほか

議員連盟(議連)いろいろ

衆議院議員に復帰すると、「議員連盟(議連)」の加入のお誘いがいろいろあります。しかし、議連には会費があり、月500円とか、月1000円とか徴収されます。調子にのって40も50も議連に加入してしまうと、月々の会費徴収額が何万円にもなり...
平和と外交

北東アジアは情報機関外交の全盛期?

このところ北朝鮮をめぐる情勢は、各国の外務省ラインではなく、各国の情報機関のラインで進展しています。外務省と大使館という正規の「外交チャンネル」よりも、情報機関(対外情報機関)の「バックチャンネル」で物事が進むという、独特の情勢があ...
政治の動きと分析

いま永田町で起きていること

森友文書の改ざん問題は、国会周辺(永田町)に大きなインパクトを与えています。安倍政権にとって最大の危機だと思います。いま永田町でいろんな動きがありますが、大雑把に5つにまとめてみました。 1)9年ぶりの自民党政権の守勢 ここまで自民...
政治の動きと分析

安倍政治の終わりの終わり

森友文書改ざん問題は、安倍政権にとって致命傷です。公文書の改ざんという犯罪行為に財務省が組織的に関与していたわけです。財務省による「組織犯罪」であり、政治家が関与している可能性が濃厚です。 国会が要求した資料が改ざんされていたという...