子どもと教育

大学教員の半分が非常勤という異常さ

これまで大学教育の危機や安倍政権の教育再生の問題点について何度も書いてきましたが、あらためて深刻な事態を浮き彫りにした記事を見てがくぜんとしました。朝日新聞の2018年5月20日朝刊の「大学教員 半数は非常勤」という記事によれば; ...
子どもと教育

学生時代のノートを読み返して

むかし使っていた備品や資料が必要になったので、実家にあずけておいた段ボール箱をひらいていたら、学生時代のノートが出てきました。なつかしくなって読み返してみたら、国際基督教大学(ICU)の学生時代のことを思い出しました。
暮らしと経済

カジノ法案とアベノミクス

いま国会ではカジノ法案が議論されています。日本は先進国でギャンブル依存症の割合が高い国です。厚生労働省の調査によれば、病的賭博の推定有病率は、男性で9.6%、女性で1.6%とされており、先進国平均の1.5~2.5%に比べて極めて高い...
書評

おかげさまで衆議院議員在職10周年

実は、昨日(2018年5月20日)は私の衆議院議員在職10周年記念日でした(計算間違いがなければ、、、)。2005年6月1日から政治活動を始め、同年9月に初当選。途中で約3年の浪人生活を含め、衆議院当選4期目でやっと在職10周年を迎...
平和と外交

ファシズムの14の特徴

知り合いの大学の先生が、米国の「ホロコースト記念館」に展示されている政治学者のローレンス・ブリットの言葉を翻訳されていて、興味深かったので転記させていただきます。 ファシズムの14の特徴 1)強大で執拗な国家主義の宣伝 2)人権の重...
子どもと教育

ドイツの科学技術政策の成功

ドイツのメルケル政権は2005年以来の長期政権ですが、ドイツの科学技術政策は高く評価されています。それに対し、安倍政権もそこそこ長期政権ですが、科学技術政策にお金をかけている割に国際的評価を下げ続けています。大学教育政策でもドイツの...
社会と市民活動、NPO

ムハマド・ユヌス博士の3つのゼロ【書評】

ノーベル平和賞受賞者であり、グラミン銀行の創設者であるムハマド・ユヌス博士(経済学)の新著「3つのゼロの世界」は新しい発見のある本でした。 ユヌス博士は、バングラデシュの貧しい女性のための銀行という画期的なイノベーションを成功させま...
子どもと教育

民主主義と教育「自由のための計画」

今日は憲法記念日です。安倍総理がヘンテコな憲法改正をもくろんでいますが、それ以前に今の政治状況は、民主主義の危機だと思います。国会で財務省の役人がウソの答弁をする。決裁文書が改ざんされる。防衛省が日報を隠す。自民党の陣笠議員が、文科...
平和と外交

北朝鮮と安倍総理

北朝鮮と安倍総理は切っても切れない関係です。安倍総理が出世したきっかけは、小泉総理の北朝鮮訪問時の拉致問題への対応だったと思います。安倍総理の拉致問題への真剣な取り組みには敬意を払いますが、それ以外の問題への取り組みには疑問も多いで...
子どもと教育

大学入試の英語業者テストの弊害

安倍政権の「教育再生」はいろいろ問題があります。そのひとつが民間業者や教育産業への利益誘導ではないか思うような「改革」です。たとえば、2020年度から大学の英語民間試験の導入が決まっています。認定された民間業者による英語の試験を大学...