暮らしと経済

ポール・クルーグマン「格差はつくられた」【書評】

時事ネタの本は、古くなると古本屋で激安になります。2008年刊の古い本ですが、タイトルにひかれてブックオフで360円で買ったのが、ポール・クルーグマン著「格差はつくられた」です。2007年ごろのアメリカ政治の雰囲気もよくわかり、ヒッ...
衆議院議員時代の活動ほか

議員連盟(議連)いろいろ【パート2】

国会議員になると、いろんな議員連盟(議連)にお誘いを受けます。あるいは自ら議連を立ち上げたこともあります。おつきあいで加入する議連もあれば、自分の関心で参加する議連もあります。 以前は国対の関係で他党とのおつきあいでやむを得ず加入し...
平和と外交

河野外相のパレスチナ外交

アメリカ政府は、パレスチナ難民を支援する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出を凍結しました。トランプ大統領は無茶苦茶です。パレスチナ難民支援事業の一部の活動が停止に追い込まれかねない状況です。 このような事態を受...
書評

今日で45歳。ヒラリー・クリントンのように。

ついに本日、45歳の誕生日をむかえました。何となく節目のような気がします。成人して25年(四半世紀!)。衆議院議員在職10周年(浪人中を含むと政治活動14年目突入)。社会人になって22年になります。 ふりかえると落ち着きのない人生で...
衆議院議員時代の活動ほか

訪問活動で「残念な瞬間」

国会閉会中は基本的に地元活動が中心です。平日の朝は駅に立ちビラを配り、昼間は訪問活動の日々です。支援者のご家庭を訪問していると、ときどき「残念」と思う瞬間もあります。「残念な瞬間」の上位5位をご紹介します。
政治の動きと分析

家産制国家化する日本

フランシス・フクヤマ氏の新刊「政治の衰退」から再びです。最初に用語の定義から入りると、「家産制国家」とは「領土や人民などがすべて君主の私有物となされる国家。封建時代の国家、ことに領主国家がこれにあたる」と定義されます。 フクヤマ氏は...
平和と外交

終戦の日

昨日は平成最後の「終戦の日」でした。初めて福岡県主催の戦没者追悼式に出席しました。これまで東京で行われる全国戦没者追悼式には何度も出席したことがありますが、地元の福岡で出席するのは初めての経験でした。 まずどの受付に行ってよいかわか...
政治の動きと分析

政治の衰退:安倍政権の例

フランシス・フクヤマ氏の新刊「政治の衰退」を読んでいて「なるほど!」と思う記述に出会いました。  政府の質を見るにはもう一つの側面がある。(中略)それは、どの程度の自律性を政府が持っているか、である。民主主義国の国民であれ、権威主義...
衆議院議員時代の活動ほか

立憲民主党の国会改革(3)

同じネタで何度もブログを書くと読むほうも疲れると思いますので、今回で最終回とします。今回は国会改革の具体的な中身です。長くて恐縮ですが、本文をそのまま転載します。 なお、国会改革はかなりマニアックな世界で「理事会」とか「議員立法」と...
衆議院議員時代の活動ほか

立憲民主党の国会改革(2)

前回のブログに続いて、今回は国会改革案の中身についてご報告します。立憲民主党の国会改革案の序文を引用し、まず背景について述べます。