平和と外交

イスラム原理主義テロは“ほどよく”警戒する

フランスのストラスブールでイスラム原理主義テロリストと思われる容疑者による銃乱射事件が起き、3人が死亡しました。その容疑者が逃亡中に警察に射殺されました。こういうテロ事件が起きると「フランスは怖いなぁ」とか「イスラム原理主義のテロは...
平和と外交

排他的ナショナリストの作り方

佐藤優さんが対談本でナショナリストについて語っていた表現がおもしろかったので、ご紹介させていただきます。 ナショナリストとして認められるためには、面倒な努力が一切、必要ありません。排外主義集団のデモに加わって、「日本は侮辱されている...
衆議院議員時代の活動ほか

委員会の「附帯決議」について

衆議院の委員会における法案の採決のときに「附帯決議」というのを付けることがあります。法案の条文だけでは不十分だと思われる点を補ったり、政府に対して行動を促すといった時に附帯決議を付けます。 委員会の採決においては、最初に法案の賛否を...
衆議院議員時代の活動ほか

なんでも内閣委員会

先日(11月30日)の日本経済新聞朝刊に「『なんでも内閣委』続く渋滞:法案審議 先送り」というやや大きめの記事が載りました。同記事によると; 内閣官房や内閣府の肥大化に伴い、法案が集中する衆参両院の内閣委員会。臨時国会でも法案が山積...
政治の動きと分析

NHK「政治マガジン」にインタビュー記事掲載

NHKの「政治マガジン」というサイトにインタビュー記事が掲載されました。2018年11月28日付の「のるかそるか、野党の戦略」という特集記事です。 政策コミュニケーション局長として取材を受け、こちらの言いたいことをコンパクトにまとめ...
衆議院議員時代の活動ほか

内閣委員会「筆頭理事」という仕事

いまの私の仕事のひとつは衆議院内閣委員会の「理事」です。内閣委員会が担当する分野は多岐にわたります。内閣府、内閣官房、人事院、宮内庁、警察庁等の役所の案件は、内閣委員会の所掌になります。 短い臨時国会ですが、今国会では「給与法改正案...
衆議院議員時代の活動ほか

対話集会、講演・講義、街頭演説の差

先日、教員OB/OGと現職教員の皆さんの勉強会に講師として呼んでいただきました。1時間の講演と30分の質疑応答という構成でしたが、問題意識が高い人ばかりで真剣な質問と意見を聴くことができて、とても有意義な会でした。 政治家としていろ...
政治の動きと分析

米国リベラルの退潮と再生

タイトルにひかれ、コロンビア大学歴史学部の政治哲学者のマーク・リラ教授の「リベラル再生宣言」という本を読みました。日本でも「アンチ・リベラル」の風潮が強まり、「リベラル」という言葉はすっかり魅力のない言葉になっています。アメリカでも...
暮らしと経済

新たな外国人材受け入れ政策について

今回の臨時国会では「入国管理及び難民認定法」の改正案が、安倍政権の目玉法案になっています。この法案には大きな問題があります。単純労働の労働力受け入れを拡大することによる問題もあれば、受け入れ体制の問題もあります。 単純労働者の受け入...
平和と外交

政治家がナショナリズムをあおる愚:中曽根総理の言葉より

韓国に2泊3日の出張に行き、韓国の各政党の政治家や企業人とお会いしてきました。戦時中のいわゆる「徴用工」問題の判決で日韓関係が緊張している真っ最中の訪韓だったので、どうしてもその件が話題になりました。 日本政府の公式見解は、1965...