平和と外交

日本と韓国の出版事情のちがい

徴用工問題などで日韓関係は悪化しています。しかし、政治・外交的に関係が悪化していても、その他の面では交流は続いています。二国間である問題が生じたからといって、二国間のすべての交流を断絶する必要はまったくないし、問題が生じている時期こ...
政治の動きと分析

2019年の抱負

昨年2018年をふり返ると政治の世界は必ずしも良い方向に行っていませんが、個人的には良い年でした。衆議院議員に復帰できてとても忙しい1年間でしたが、約3年の浪人暮らしのあとだけに国会で忙しく働けるのもうれしかったです。小さな子どもを...
書評

2018年に読んだ本のベスト10

毎年恒例ですが、その年読んだ本のベスト10をご紹介させていただきます。無趣味な私の唯一の趣味といってよいのが読書です。本当は小説や歴史の本が大好きですが、仕事に関係のない本はなるべく読まないように心がけています。したがって、日頃読ん...
書評

宇沢弘文「人間の経済」【書評】

タイトルにひかれて手に取った本ですが、経済学者の宇沢弘文氏の「人間の経済」(新潮新書、2017年)はよかったです。190ページの新書なので薄っぺらですが、中身が詰まっていて、それでいて読みやすい良書です。平易なエッセイ集なのですぐ読...
平和と外交

空母は「21世紀の戦艦大和」

安倍政権は、新たな防衛大綱および中期防衛力整備計画を閣議決定しました。そのなかでも護衛艦「いずも」の空母化が話題になっていますが、これは愚策です。またしても安倍政権の誤った安全保障政策です。この愚かな政策決定のポイントは次の3つのキ...
暮らしと経済

住宅ローン減税より住宅補助手当を

先日、自民・公明の両党は与党税制改正大綱を決め、景気刺激策として住宅ローン減税の期間を10年から13年に延長することになりました。住宅ローン減税には問題があります。住宅ローン減税は中所得層・富裕層に有利な税制です。住宅ローンを組める...
平和と外交

イスラム原理主義テロは“ほどよく”警戒する

フランスのストラスブールでイスラム原理主義テロリストと思われる容疑者による銃乱射事件が起き、3人が死亡しました。その容疑者が逃亡中に警察に射殺されました。こういうテロ事件が起きると「フランスは怖いなぁ」とか「イスラム原理主義のテロは...
平和と外交

排他的ナショナリストの作り方

佐藤優さんが対談本でナショナリストについて語っていた表現がおもしろかったので、ご紹介させていただきます。ナショナリストとして認められるためには、面倒な努力が一切、必要ありません。排外主義集団のデモに加わって、「日本は侮辱されている!...
衆議院議員時代の活動ほか

委員会の「附帯決議」について

衆議院の委員会における法案の採決のときに「附帯決議」というのを付けることがあります。法案の条文だけでは不十分だと思われる点を補ったり、政府に対して行動を促すといった時に附帯決議を付けます。委員会の採決においては、最初に法案の賛否を問...
衆議院議員時代の活動ほか

なんでも内閣委員会

先日(11月30日)の日本経済新聞朝刊に「『なんでも内閣委』続く渋滞:法案審議 先送り」というやや大きめの記事が載りました。同記事によると;内閣官房や内閣府の肥大化に伴い、法案が集中する衆参両院の内閣委員会。臨時国会でも法案が山積し...