政治の動きと分析

世界のトレンド「多数のための政治」

米国のサンダース上院議員が、民主党の大統領候補として再び出馬すると表明しました。前回の民主党予備選では、若年層の支持を伸ばし、ヒラリー・クリントン候補に迫る大健闘をしました。 サンダース氏は再出馬表明で「少数ではなく、多数のための政...
暮らしと経済

定年延長と米国防総省の“ヨーダ”

安倍政権の政策のなかにも時々はまともな政策もあります。現政権が、国家公務員の定年を60歳から65歳に延長する法律案を準備しているとの報道がありました。まともな政策だと思います。60歳以後の給与を減らすといった点は気になりますが、方向性はおおむね正しいと思います。
平和と外交

トランプ大統領にノーベル平和賞?

安倍総理がノーベル平和賞選考機関にトランプ大統領を推薦したとの報道がありました。このニュースを見て怒りを覚えました。事実だとすれば、驚くべき事件です。ブラックジョークにしか思えません。 この報道が事実だと仮定すれば、安倍総理のトラン...
社会と市民活動、NPO

私の骨髄バンク歴

競泳女子日本代表で東京オリンピックの金メダル候補の池江璃花子選手が白血病であることを公表しました。桜田大臣発言は論外として、池江さんを応援したいという声があちこちから上がり、白血病の治療に役立つ骨髄バンクへの関心が高まっているのはよ...
政治の動きと分析

「野党はひとつになれ」は正しいか?

参議院選挙や野党共闘に関し、街でよく言われるのは次のご意見です。 安倍政権を倒すために野党はひとつになるべきだ。立憲民主党は、国民民主党と一緒になった方がよい。 この意見の背景には、次の2つの暗黙の前提があると思います。 1)二大政...
暮らしと経済

子育て世代が流出する福岡市

西日本新聞(2月9日朝刊)に総務省の2018年人口移動報告が載っていました。福岡市の転入・転出超過数のデータが目を引きました。 福岡市の転入超過 : 6,138人 (うち 0~14歳): -467人 (うち 15~64歳): 5,8...
暮らしと経済

「幸福研究」のいま

ブログのタイトルが「幸福研究」だと、「山内さん、どうしちゃったんだろう?」「変な自己啓発本にでもハマったのかな?」と心配される方もいるかもしれません。「〇〇の科学」みたいな新興宗教もありますね。 一昔前には「幸福研究」などという学問...
衆議院議員時代の活動ほか

予算案について雑感

通常国会で予算案の審議が始まります。それに先立って、国会対策委員会と政務調査会の共催で「予算・法案ヒアリング」というのを開きました。すべての省庁の官房長や担当審議官を呼び、予算案と法案の概要を聴き、不明な点は質問します。ちなみにその...
平和と外交

河野太郎外相の外交演説:「河野節」炸裂

通常国会の冒頭には「政府4演説」と呼ばれる演説があり、それに対する代表質問から国会論戦がスタートします。政府4演説とは、総理大臣、財務大臣、外務大臣、経済財政政策担当大臣の4大臣による演説です。 4大臣の演説のなかでいちばんユニーク...
暮らしと経済

「選択と集中」による「切り捨て」

山下祐介准教授(首都大学東京)の「地方消滅の罠」は考えさせられる本でした。山下先生は「限界集落の真実」という本も書かれていて、その本がおもしろかったので、「地方消滅の罠」も読んでみることにしました。 *ご紹介する本:山下祐介、201...