平和と外交

河野太郎外相の外交演説:「河野節」炸裂

通常国会の冒頭には「政府4演説」と呼ばれる演説があり、それに対する代表質問から国会論戦がスタートします。政府4演説とは、総理大臣、財務大臣、外務大臣、経済財政政策担当大臣の4大臣による演説です。4大臣の演説のなかでいちばんユニークだ...
暮らしと経済

「選択と集中」による「切り捨て」

山下祐介准教授(首都大学東京)の「地方消滅の罠」は考えさせられる本でした。山下先生は「限界集落の真実」という本も書かれていて、その本がおもしろかったので、「地方消滅の罠」も読んでみることにしました。*ご紹介する本:山下祐介、2014...
政治の動きと分析

直接民主主義の危うさ

イギリスのEU離脱問題やアメリカのトランプ大統領を見ていると、国民投票や直接民主主義の危険性をあらためて実感します。民主主義が機能不全を起こしている時の国民投票には大きなリスクがあります。EU離脱の引き金になったのは、国民投票でした...
平和と外交

テロリストはハエ by ユヴァル・ノア・ハラリ

世界的ベストセラー「サピエンス全史」の著者のユヴァル・ノア・ハラリ教授(ヘブライ大学歴史学部)が、テロリズムについておもしろいことを言っています。イスラエル人だったらおそらく徴兵で軍務にも就いたことでしょう。さらに軍事史を研究してい...
子どもと教育

福岡市の官製ワーキングプア化政策:図書館司書

今朝(1月16日)の西日本新聞の特命取材班の「図書館司書 やまぬ逆風」という記事を読み、福岡市の「官製ワーキングプア化政策」に強い憤りをおぼえました。福岡市の行政は派手で見た目のよい政策やイベントは好きですが、働く人には冷たく、教育...
暮らしと経済

歴史にまなぶ産業の盛衰

地元支援者の方から早良区のある集落の郷土史の本をいただき、おもしろくて一気に読み終えました。実家の筑紫野市原田から山を越えればそんなに遠くない土地ですが、似ているところも似てないところもあります。方言などはほとんど同じですが、微妙に...
暮らしと経済

アベノミクスの終わり

今朝(1月10日)の西日本新聞報道によると、2018年の株式売買で外国人投資家の売越額が5兆7448億円にのぼったそうです。5兆円超の売り越しというのは、「ブラックマンデー」の米国株式市場暴落の1987年に次ぐ数字であり、リーマンシ...
平和と外交

日本と韓国の出版事情のちがい

徴用工問題などで日韓関係は悪化しています。しかし、政治・外交的に関係が悪化していても、その他の面では交流は続いています。二国間である問題が生じたからといって、二国間のすべての交流を断絶する必要はまったくないし、問題が生じている時期こ...
政治の動きと分析

2019年の抱負

昨年2018年をふり返ると政治の世界は必ずしも良い方向に行っていませんが、個人的には良い年でした。衆議院議員に復帰できてとても忙しい1年間でしたが、約3年の浪人暮らしのあとだけに国会で忙しく働けるのもうれしかったです。小さな子どもを...
書評

2018年に読んだ本のベスト10

毎年恒例ですが、その年読んだ本のベスト10をご紹介させていただきます。無趣味な私の唯一の趣味といってよいのが読書です。本当は小説や歴史の本が大好きですが、仕事に関係のない本はなるべく読まないように心がけています。したがって、日頃読ん...