暮らしと経済

子育て世代が流出する福岡市

西日本新聞(2月9日朝刊)に総務省の2018年人口移動報告が載っていました。福岡市の転入・転出超過数のデータが目を引きました。福岡市の転入超過 : 6,138人(うち 0~14歳): -467人(うち 15~64歳): 5,822人...
暮らしと経済

「幸福研究」のいま

ブログのタイトルが「幸福研究」だと、「山内さん、どうしちゃったんだろう?」「変な自己啓発本にでもハマったのかな?」と心配される方もいるかもしれません。「〇〇の科学」みたいな新興宗教もありますね。一昔前には「幸福研究」などという学問領...
衆議院議員時代の活動ほか

予算案について雑感

通常国会で予算案の審議が始まります。それに先立って、国会対策委員会と政務調査会の共催で「予算・法案ヒアリング」というのを開きました。すべての省庁の官房長や担当審議官を呼び、予算案と法案の概要を聴き、不明な点は質問します。ちなみにその...
平和と外交

河野太郎外相の外交演説:「河野節」炸裂

通常国会の冒頭には「政府4演説」と呼ばれる演説があり、それに対する代表質問から国会論戦がスタートします。政府4演説とは、総理大臣、財務大臣、外務大臣、経済財政政策担当大臣の4大臣による演説です。4大臣の演説のなかでいちばんユニークだ...
暮らしと経済

「選択と集中」による「切り捨て」

山下祐介准教授(首都大学東京)の「地方消滅の罠」は考えさせられる本でした。山下先生は「限界集落の真実」という本も書かれていて、その本がおもしろかったので、「地方消滅の罠」も読んでみることにしました。*ご紹介する本:山下祐介、2014...
政治の動きと分析

直接民主主義の危うさ

イギリスのEU離脱問題やアメリカのトランプ大統領を見ていると、国民投票や直接民主主義の危険性をあらためて実感します。民主主義が機能不全を起こしている時の国民投票には大きなリスクがあります。EU離脱の引き金になったのは、国民投票でした...
平和と外交

テロリストはハエ by ユヴァル・ノア・ハラリ

世界的ベストセラー「サピエンス全史」の著者のユヴァル・ノア・ハラリ教授(ヘブライ大学歴史学部)が、テロリズムについておもしろいことを言っています。イスラエル人だったらおそらく徴兵で軍務にも就いたことでしょう。さらに軍事史を研究してい...
子どもと教育

福岡市の官製ワーキングプア化政策:図書館司書

今朝(1月16日)の西日本新聞の特命取材班の「図書館司書 やまぬ逆風」という記事を読み、福岡市の「官製ワーキングプア化政策」に強い憤りをおぼえました。福岡市の行政は派手で見た目のよい政策やイベントは好きですが、働く人には冷たく、教育...
暮らしと経済

歴史にまなぶ産業の盛衰

地元支援者の方から早良区のある集落の郷土史の本をいただき、おもしろくて一気に読み終えました。実家の筑紫野市原田から山を越えればそんなに遠くない土地ですが、似ているところも似てないところもあります。方言などはほとんど同じですが、微妙に...
暮らしと経済

アベノミクスの終わり

今朝(1月10日)の西日本新聞報道によると、2018年の株式売買で外国人投資家の売越額が5兆7448億円にのぼったそうです。5兆円超の売り越しというのは、「ブラックマンデー」の米国株式市場暴落の1987年に次ぐ数字であり、リーマンシ...