衆議院議員時代の活動ほか

共同会派(統一会派)で変わったこと

衆議院では立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、社民党の4つの会派で共同会派(統一会派)を結成して臨時国会の論戦がスタートしました。さっそく衆議院の予算委員会で共同会派での協働作業が始まっています。 雰囲気が変わった点...
平和と外交

あこがれの人とUNICEF勉強会で再会

先日、国会内で開かれたUNICEF議員連盟とUNICEF東京事務所の共催の「ロヒンギャ危機:ミャンマーとバングラデシュの最前線から」という勉強会に参加しました。ロヒンギャ問題には前から関心があったので参加したのですが、思いがけず「あ...
政治の動きと分析

ポピュリズムとカリスマ指導者

ここ数年間いちばん気になっているテーマは「ポピュリズム政治」です。トランプ大統領誕生以来、ポピュリズム政治の弊害や危険性などについて考え続けています。イタリアの五つ星運動、ウクライナのお笑い芸人出身の大統領など、世界ではポピュリズム...
衆議院議員時代の活動ほか

臨時国会が始まりました。

本日(10月4日)臨時国会が始まりました。初日は安倍総理の所信表明演説がありましたが、ピント外れでぱっとしない内容でした。論評に値しないくらい空疎な演説でした。特に最後の部分は、100年前のパリ講和会議の日本の「人種平等」提案の話を...
政治の動きと分析

政権交代への準備

共同通信の報道によれば、本日(9月30日)の党大会では、「政権交代のための準備」がメインテーマになるそうです。次の国政選挙は衆議院議員選挙であり、政権選択の選挙です。衆議院の解散はいつあってもおかしくないことを考えれば、「政権交代の...
政治の動きと分析

専門知の死:無知礼賛と民主主義【書評】

専門知と民主主義の関係は、政治学の重要なテーマです。世界で広がるポピュリズムや反知性主義の動きを見ると、きわめて現代的なテーマです。トム・ニコルズ著「専門知は、もういらないのか:無知礼賛と民主主義」という本を読んで考えさせられました...
子どもと教育

「ルポ 教育困難校」を読んで【書評】

元公立高校教員の朝比奈なを著「ルポ 教育困難校」(朝日新書)は、自分の無知さや認識不足を教えてくれる良書でした。教育政策を大学院で専攻し、教育のことを多少わかった気でおりましたが、思ってた以上にわかっていなかったと実感しました。 わ...
子どもと教育

小泉進次郎大臣の育休について

西日本新聞から小泉進次郎環境大臣の育休についてコメントを求められ、いろいろ話したのですが、記事の中で使われたのは以下のコメントです(2019年9月13日付朝刊)。 7歳と5歳の2人の子育てに積極的な立憲民主党の山内康一衆議院議員(比...
衆議院議員時代の活動ほか

2019年の通常国会をふり返る

現在、朝の駅頭活動で配っている国政レポート32号の内容を転載します。福岡3区内で電車通勤をしていない人はご一読いただければさいわいです。 2019年の通常国会(1月28日~6月26日)をふり返る 今年の通常国会は6月26日に閉会しま...
子どもと教育

競争は研究を活性化しない。

共同通信社の2019年9月7日配信の「大学の理系論文数20年間伸びず 競争原理導入、奏功せず」という記事を読み、前々から思っていた通りだと納得し、かつ、危機感を強めました。まず記事を引用します。 日本の大学の理系論文数が、政府による...