政治の動きと分析

お薦めの本「日本のオルタナティブ」

コロナ危機で自宅待機が要請され、思いがけず読書に最適のシーズンになりました。著者のお一人からいただいた本の「日本のオルタナティブ」がおもしろかったので、お薦めしたいと思います。この本では、安倍政治・自民党政治に代わるオルタナティブを...
子どもと教育

政治的中立性を捨てた教科書検定:「民主迷走」「自民安定」

昨日(3月25日)東京新聞(朝刊)の教科書検定の記事に驚きました。記事によるとこんな記述があったそうです。民主党政権は沖縄の米軍基地移設問題や東日本大震災への対応などで迷走これは歴史の教科書の記述だそうです。検定意見は付かずに、原文...
暮らしと経済

トランプ減税と経済危機対策

ノーベル経済学者のスティグリッツ教授の新著「プログレッシブ・キャピタリズム」で、トランプ大統領とレーガン大統領の大減税について書いているのが、おもしろいです。レーガン大統領は、サプライサイド経済学(=新自由主義的な経済政策の基礎)に...
平和と外交

NPTについての外務委員会質問(転載)

党本部の広報が3月6日の衆議院外務委員会の質問をまとめてくれました。わかりやすいので、転載させていただきます。核不拡散条約(NPT)発効50周年を迎えた翌日の3月6日、衆院外務委員会で山内康一議員が核兵器禁止条約への日本の加入の検討...
社会と市民活動、NPO

新型コロナ「緊急事態」について

昨日(3月20日)朝日新聞朝刊の特集「耕論」のテーマは「新型コロナ『緊急事態』なのか」でした。そのなかで3人の識者がインタビューに答えていました。おもしろい特集だったので、一部引用しつつコメントさせていただきます。まずは畏友の吉田徹...
平和と外交

米国・タリバン和平合意と「シークレット・ウォーズ」

米国とアフガニスタンの反政府武装勢力のタリバンが2月29日に和平合意に署名しました。これは米国とタリバンの和平合意であって、アフガニスタン政府とタリバンの和平合意ではありません。そのため内戦が続く可能性もあり、楽観できません。しかし...
暮らしと経済

人口減少時代の都市

私は、本はなるべく買わずに、図書館で借りるようにしています。本を買うと、お金もかかるし、置き場所に困ります。そこで国立国会図書館の「分館」を最大限活用しています。国会図書館(本館)の本は献本制度で調達され、貴重な本なので持ち出し不可...
平和と外交

バイデン大統領への期待

米国大統領選挙の民主党候補の指名争いの決着がつきつつあります。左派のバーニー・サンダース候補(上院議員)は劣勢が伝えられ、前副大統領のジョセフ・バイデン候補が勝ちそうな雰囲気です。サンダース候補は若者の支持率が高く、斬新な政策を提言...
子どもと教育

福祉系高校生への助成金

日本教育新聞(2020年2月24日)によると、宮崎県では新年度予算から福祉系高校に通う生徒を対象に年間3万円までの助成金を支給するそうです。介護福祉士などをめざす福祉系高校の定員充足率が低かったことへの対策だそうです。県教育委員会に...
平和と外交

国連本部のICANイベントの招待状

思いがけず、意外なところから、意外なイベントの招待状が届きました。スイスのジュネーブに本部があり、日本にも支部がある国際NGOのICAN(International Campaign to Abolish Nuclear Weapo...