政治の動きと分析

歴史家が語るコロナ:強権政治やポピュリズム政治より民主主義

今朝(6月25日)日本経済新聞のオピニオン欄(創論)は、「コロナに揺れる国際秩序」という特集で非常におもしろかったです。日本経済新聞の海外有識者インタビューは優れています。 私の好きな歴史学者ニーアル・ファーガソン氏(スタンフォード...
暮らしと経済

ポストコロナ社会へ「グリーン・ニューディール」

ポストコロナの社会や経済は、これまでとは少し違う形になると思います。コロナで社会や経済が大転換するとは思いませんが、コロナ前からのトレンドが加速するといった変化はみられると思います。 コロナ後の社会をつくっていく上で世界的にキーワー...
社会と市民活動、NPO

ファシズムはどこからやってくるか【書評】(下)労働組合とファシズム

イェール大学のジェイソン・スタンリー教授(哲学)の「ファシズムはどこからやってくるか」のご紹介の第2弾です。ヒトラーとトランプの労働組合に対する姿勢が共通しているとの指摘が興味深く、同書から引用しながらご紹介します。 世界のファシズ...
政治の動きと分析

ファシズムはどこからやってくるか【書評】(上):反知性主義とファシズム

イェール大学のジェイソン・スタンリー教授(哲学)の「ファシズムはどこからやってくるか」という本がおもしろかったので、ご紹介させていただきます。 スタンリー氏は、ナチスの迫害から辛くも逃れて逃げてきたユダヤ系移民の子としてアメリカで生...
子どもと教育

世界大学ランキングを軽視すべき理由(4)

このシリーズも第4回目です。今日のブログも長いですが、これで終わりにします。これまで大学の世界ランキングが信用できない点を述べてきましたが、世界ランキングを重視して大学改革を進める弊害について述べます。 大学の世界ランキングの順位を...
平和と外交

中谷元防衛相も認めた辺野古移設の問題点

琉球新報の2020年6月18日付ネット記事によると、自民党の中谷元衆議院議員(元防衛大臣、陸上自衛隊OB)が、防衛省がイージス・アショアの配備計画をやめたことに関連し、米軍普天間基地の辺野古移設についても見直しが必要との認識を示しま...
平和と外交

河野防衛大臣のイージス・アショア配備停止は正しい

河野太郎防衛大臣は昨日(6月16日)の衆議院安全保障委員会で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画の停止を表明し、「地元の皆さまにご迷惑をお掛けしてきた。お詫び申し上げなければならない。」と発言しました。 河野大臣...
政治の動きと分析

国会議員に定年は必要か?

いま自民党内で衆議院比例区の73歳定年制をめぐる議論が行われていると報道されています。他党のことですが、普遍的なテーマなので考えてみたいと思います。 国民の幅広い層を代表する人物が議員に選ばれるべきだと思うので、若い議員も中年の議員...
子どもと教育

世界大学ランキングを軽視すべき理由(3)

「世界大学ランキングを軽視すべき理由」シリーズの第3弾です。今回は「英語という要素を除けば、日本のトップクラスの大学の実力は低くない」点を述べます。 世界大学ランキングは各国のトップ校を比較するランキングなので、比較対象は日本のトッ...
衆議院議員時代の活動ほか

福岡県知事にコロナ対策で提言

昨日(6月9日)立憲民主党福岡県連では、福岡県の小川知事に対して新型コロナウイルス対策の第2次政策提言を行いました。すでに4月に第1次のコロナ対策の提言を行いましたが、それに引き続いて第2次提言です。 県議団を中心に市議の皆さんの意...