政治の動きと分析

立憲民主党と国民民主党の合流話【政党ブロックで政権交代も】

このところマスコミの野党関連報道では、立憲民主党と国民民主党の合流話がよく出ています。合流交渉は幹事長レベルの話だし、先週の両院議員懇談会は地元日程があって欠席していて、現状はよくわかりません。私も報道ベースの情報しか知りません。し...
暮らしと経済

コロナ後:観光公害のない観光政策へ(上)

いま「Go To キャンペーン」の是非をめぐって多くの批判が出ています。センスのないネーミングからしてどうかを思います。このキャンペーンに限らず、コロナ危機の前から日本の観光政策には問題がありました。私は、訪日観光客の「人数(量)」...
政治の動きと分析

参考にすべき政党の公約:ドイツAfD

職業柄、外国の主要政党の選挙公約に興味があります。イギリスの労働党の選挙公約などは100ページほどの大部ですが、プリントアウトしてマーカーで線を引きながら丁寧に読みます。バイデン候補の論文なども最近読みました。ドイツ、フランス、イタ...
暮らしと経済

統計データで見る税

衆議院調査局予算調査室という部署が出している「国政関係統計ハンドブック」の最新版(2020年1月版)を読みました。無味乾燥な統計の集まりですが、今の財政の危機的状況がよくわかるので、たまに見ます。面倒かもしれませんが、まず用語の説明...
書評

「デジタルで読む脳」とトランプ政治

読売新聞7月12日付朝刊の「あすへの考」の「紙の本『深く読む脳』育む」というインタビュー記事がおもしろかったです。少し前にブログで「デジタルで読む脳、紙の本で読む脳」というのを書きましたが、その続編的なブログです。*ご参考:2020...
政治の動きと分析

映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」

地味なわりに話題になっているドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」をKBCシネマで昨日観ました。大島新監督と主演(?)の小川淳也衆議院議員がKBCシネマの舞台挨拶とトークショーに来られました。この映画は大島監督が小川...
暮らしと経済

ブラック企業:むき出しの資本主義の怖さ

流行語大賞のトップテンに「ブラック企業」が選ばれたのが、2013年のことでした。しかし、その後ブラック企業がなくなったわけではなさそうです。さらに「ブラックバイト」や「ブラック介護施設」、「ブラック保育園」という言葉まで使われるよう...
暮らしと経済

気候変動による災害の激甚化:「数十年に一度」が「新しい日常」へ

ここ数日の大雨は熊本県を中心に福岡県にも大きな被害をもたらしています。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。このところニュースで「数十年に一度の大雨」といった表現をひんぱ...
書評

感染者への差別:不寛容に寛容であるべきか?

新型コロナウイルス感染で感染者への差別が散見されます。「東京から来た」という理由だけで感染を疑われ、差別される事例もあるようです。新型コロナウイルス感染は、自然現象なので仕方ない部分はあります。しかし、差別は100%人為的であり、許...
政治の動きと分析

梶山大臣、河野大臣の英断 = 官邸主導のたそがれ

いつも安倍政権批判ばかりですが、たまには安倍内閣の大臣の判断を評価したいと思います。梶山弘志経済産業大臣の石炭火力発電所の削減方針、河野太郎防衛大臣のイージス・アショアの配備停止については率直に評価できます。梶山経産大臣は、二酸化炭...