政治の動きと分析

日米の「世襲される『上から目線』」

最近の日本経済新聞は、翻訳記事が特におもしろいです。英国の「フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)」を買収して傘下に収めたおかげでしょうか。親会社の日本経済新聞紙よりも、子会社のフィナンシャル・タイムズの方が世界...
衆議院議員時代の活動ほか

福岡県「7小選挙区ですみ分け」

私は地元活動のことをあまりブログに書いてません。もちろん地元活動をやってないわけではありません。朝の駅頭で国政レポートを配布したり、支援者のご家庭を訪問したりと、福岡3区で日々地道にがんばっております。 しかし、他の議員の多くのよう...
政治の動きと分析

共和党大統領候補の劣化:ヒラリー・クリントンだったら

トランプ大統領は、民主党の大統領候補のバイデン前副大統領について「認知機能を計るテストを受けるべきだ。大統領は頭の切れる人物でなければならない」と述べて攻撃しました。 再選をめざすトランプ大統領は共和党の大統領候補ですが、共和党の大...
政治の動きと分析

国民民主党との合流交渉:山口二郎氏コメント

政治学者の山口二郎教授が、週刊東洋経済「フォーカス政治」(2020年8月1日号)に次のように書かれていました。 緊張感のある選挙のためには、政権の選択肢が不可欠であり、その構築に向けた模索が続いている。連合は立憲民主党と国民民主党の...
政治の動きと分析

官僚バッシングは政府の劣化を招く

共同通信社7月24日付の報道によると、30歳未満の若手男性官僚の7人に1人が数年内に辞職する意向であることが内閣人事局の調査でわかったそうです。調査主体が内閣人事局だから、本音で答えていない人もいるかもしれません。実態は調査結果より...
暮らしと経済

コロナ後:観光公害のない観光政策へ(下)

観光について長々と書いてきましたが、今回で最終回です。お付き合いいただいた方、ありがとうございます。 今回のテーマは、「クオンティティ・ツーリズム(量の観光)」から「クオリティ・ツーリズム(質の観光)」への転化です。政府の「2030...
暮らしと経済

コロナ後:観光公害のない観光政策へ(中)

これまでの日本政府の観光政策は、ひたすらインバウンド観光客の人数を増やすことだけを目標にしてきました。観光客の人数つまり「量(クオンティティ)」だけを考えた観光政策でした。こういう観光を「クオンティティ・ツーリズム(量の観光)」と呼...
政治の動きと分析

立憲民主党と国民民主党の合流話【政党ブロックで政権交代も】

このところマスコミの野党関連報道では、立憲民主党と国民民主党の合流話がよく出ています。合流交渉は幹事長レベルの話だし、先週の両院議員懇談会は地元日程があって欠席していて、現状はよくわかりません。私も報道ベースの情報しか知りません。 ...
暮らしと経済

コロナ後:観光公害のない観光政策へ(上)

いま「Go To キャンペーン」の是非をめぐって多くの批判が出ています。センスのないネーミングからしてどうかを思います。このキャンペーンに限らず、コロナ危機の前から日本の観光政策には問題がありました。 私は、訪日観光客の「人数(量)...
政治の動きと分析

参考にすべき政党の公約:ドイツAfD

職業柄、外国の主要政党の選挙公約に興味があります。イギリスの労働党の選挙公約などは100ページほどの大部ですが、プリントアウトしてマーカーで線を引きながら丁寧に読みます。バイデン候補の論文なども最近読みました。ドイツ、フランス、イタ...