平和と外交

専門知と政治/尾身会長と菅総理

専門知と政治の関係は、政治学の重要なテーマです。コロナ禍の今もっとも重要なテーマかもしれません。新型コロナウイルスは「忖度」してくれないし、精神力や強権では克服できません。医学や統計学の知見(エビデンス)に基づく対策が不可欠です。そ...
政治の動きと分析

「新自由主義の終わり」というテーマで取材

なんと「新自由主義の終わり」という地味でおもしろみに欠けるテーマで取材を受けました。2020年12月8日付ブログ「新自由主義の終わりとその先:レジリエンス重視の政府」を読んだ「オルタナ」という雑誌の記者さんから取材依頼がありました。...
平和と外交

「自民党は外交に強くて、野党は外交に弱い」は本当か?

ある方から「野党も外交に強くなって下さいね」という激励のメッセージをいただきました。残念ながら、このメッセージは「野党は外交に弱い」という前提です。野党外交の実績といっても具体例はあまり思い浮かばず、そう言われても仕方ないかもしれま...
社会と市民活動、NPO

総務大臣にDV被害者支援の申し入れ

本日(6月3日)立憲民主党のジェンダー平等推進本部長代行の徳永エリ参議院議員、同事務局長の打越さく良参議院議員、総務部会事務局長の岸まき子参議院議員といっしょに総務省に申し入れに行きました。実際には武田総務大臣ではなく、宮路総務大臣...
暮らしと経済

海洋パーマカルチャー:コンブや海藻と地球温暖化

またしても「ドローダウン:地球温暖化を逆転させる100の方法」の情報に基づいて、海洋環境保全や海洋での脱炭素化(炭素隔離)について書かせていただきます。私も初めて知りましたが「海の植林」という発想が、地球温暖化を逆転させる一助になる...
政治の動きと分析

「枝野ビジョン」と英国型マニフェスト

いつも見知らぬ人が書いた本の紹介をしている私が、自分の所属政党の党首の本の紹介をしないわけにはいきません。枝野幸男代表が文春新書から「枝野ビジョン」を出版しました。サブタイトルは「支え合う日本」です。「なぜ文春新書なのか」は知りませ...
暮らしと経済

住宅の断熱化で“グリーンリカバリー”

最近の国政レポートの内容を転記させていただきます。ご一読いただければさいわいです。 住宅の断熱化で“グリーンリカバリー” コロナ禍で世界は一変しました。コロナ以前の社会には戻らないでしょう。コロナ後により良い社会を築くための経済回復...
子どもと教育

産業革命期の牧師のイノベーションと研究助成

ナシーム・ニコラス・タレブ氏(文筆家、大学教授、投資家、トレーダー)は、リーマンショックを予測し、「ブラック・スワン」という言葉を流行させた人物ですが、彼が研究助成のやり方についておもしろいことを書いています。 タレブ氏によると、産...
暮らしと経済

地球温暖化対策としての家族計画と女児教育

再び「ドローダウン:地球温暖化を逆転させる100の方法」の情報の基づき、主に発展途上国のおける家族計画と女子教育の重要性について書かせていただきます。地球温暖化対策の有効性ランキングのトップ10には次の2つが入ります。 6位 女児の...
子どもと教育

文部省 + 科学技術庁 = 大学政策の劣化

橋本行革により「文部省」と「科学技術庁」が統合されて「文部科学省」ができたのが2001年です。もう20年になります。そしてこの20年間の高等教育(大学教育)政策は、おおむね誤っていたと私は思います。 文部科学省が過去20年で進めてき...