政治の動きと分析

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お薦めの本「日本のオルタナティブ」

コロナ危機で自宅待機が要請され、思いがけず読書に最適のシーズンになりました。著者のお一人からいただいた本の「日本のオルタナティブ」がおもしろかったので、お薦めしたいと思います。 この本では、安倍政治・自民党政治に代わるオルタナティブ...
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安倍内閣の支持率低下:潮目が変わったか?

安倍政権の内閣支持率が低下しつつあります。潮目が変わった気がします。安保法制や森友・加計疑惑でも一時的に内閣支持率は低下しましたが、今回はそれとはちがって本格的に潮目が変わった気がします。 産経新聞や安倍総理のお友だちの右派論客も、...
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「自己責任の時代」と「民主主義を救え」by ヤシャ・モンク

政治学者のヤシャ・モンク氏(ジョンズ・ホプキンス大学)の本を最近2冊読みました。ユダヤ系ドイツ人のヤシャ・モンク氏は、世界的に評価されつつある新進気鋭の政治学者です。 ポピュリズム政治とリベラルデモクラシーの危機が広がるなか、暗い気...
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立憲・自治体議員ネットワークで講演

立憲民主党の「自治体議員ネットワーク」の会合で、都道府県連の代表者の前で講演しました。逢坂誠二政調会長の都合がつかなかったので、政調会長代理の私が代理で講演することになったものです。まさに「政調会長代理」にふさわしい仕事でした。 都...
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安倍政権の政権担当能力は高いのか?【教育】

安倍総理はことあるごとに「民主党政権の悪夢」と言い、政権担当能力が高いのは自民党だとアピールします。しかし、安倍政権、または、自民党の政権担当能力(≒政策立案能力)は本当に高いのでしょうか? 大雑把にいえば、株価はあがっても実質賃金...
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政党ブロックで政権交代をめざす方法

先日のブログで「政党ブロック(政党連合)」について書きました。あまり詳しく書いていなかったので、今日は詳しく書かせていただきます。政党ブロック(政党連合)を理解するには、遠回りですが、その対語を理解するとスムーズだと思います。政党ブ...
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枝野代表の代表質問ポイント

本日(1月22日)の衆議院本会議は、政府四演説に対する枝野幸男代表の代表質問でした。とても良い代表質問だったと思います。しかし、おそらくテレビのニュースでは「桜を見る会」とか「カジノ汚職」とかの部分が抜粋されて放送されるだけだと思い...
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合流してもしなくても:政党ブロックで政権交代

2019年末から立憲民主党と国民民主党の「合流」が話題になっています。しかし、なかなか合意に達しません。私は立憲民主党の党名や基本政策を変えることには反対ですが、その点さえクリアできれば「合流」してもよいと思います。 しかし、いまさ...
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イギリス労働党マニフェスト2019を読んで

いまイギリスでは総選挙が行われているので、労働党の2019年マニフェストを読んでみました。現地ではマニフェストが本になったものが、たぶん700~1000円くらいで本屋で売っていると思います。2017年の労働マニフェストはネットで購入...
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マインド・コントロール予防にお薦めの本

ポピュリズム政治の極端な例は、ヒトラーのナチスドイツだと思います。大衆的な熱狂というのは、ある意味で大衆的なマインド・コントロールです。ポピュリズム政治を理解するには、マインド・コントロールを理解することが大切だと思います。そこでマ...