子どもと教育

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高校の講義メモ(1):国の盛衰を決めるのは?

福岡県内の某私立高校で「国際政治経済」という講義をしています。 選択科目なので成績も無関係だし、受験にも関係ないです。それでも受講してくれる生徒がいます。受講生はたった2人ですが、とても優秀で教え甲斐があります。たとえば、「国際政治...
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落選して良かったこと(?)

2014年12月の衆院選(埼玉13区)で落選したときは、そのまま政治活動を続けようか、それとも別の道へ進もうか、迷いに迷いました。縁もゆかりもない埼玉県の小選挙区で再チャレンジしても厳しいことはわかっていました。いったん政治の世界か...
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非常勤で高校教師をやります

昨年は北海道大学の公共政策大学院で非常勤講師をやらせていただきました。人に教えるためには、そうとう勉強しなくてはいけません。しかし、とてもやりがいのある仕事だと、自分でやってみてあらためて実感しました。 今年は2学期(9月)から福岡...
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子どもの居場所としての図書館

いま夏休みですが、今年は特に暑いですね。福岡は35度といった猛暑日が続いています。こういう暑い夏に、今どきの子どもたちはどうやって夏休みを過ごしているのでしょうか? 小学生時代の私は、スポーツも習い事も一切せず、中学受験とも無関係だ...
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なぞの献本:「岐路に立つ移民教育」

昨日、ナカニシヤ出版さんから「岐路に立つ移民教育:社会的包摂への挑戦」という本が届きました。封筒には「献本」と書いてあり、著者または出版社からのご厚意による寄贈ということがわかります。 内容的には、フランス、ドイツ、オランダ、スペイ...
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小学校の英語教科化は正しいのか?【私の不人気な英語教育論】

一般的に英語教育は保護者から人気があります。経済界も「グローバル化に向けて」という理由で、英語教育の早期化を提言してきました。「韓国や中国に負けるな」と小学校から英語を教えようという圧力は高まる一方です。ただし、人気がある政策が、効...
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子どもの貧困への無関心

今朝(7月31日)西日本新聞の一面トップは「子の貧困 実態把握進まず」という記事でした。子どもの貧困の実態調査を進めている九州の市町村は、わずか4%だそうです。子どもの貧困に真剣に取り組んでいない自治体が多いということなのでしょう。...
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安倍政権の「教育再生」でいいのか?

参議院選挙で教育政策はあまり争点になっていません。教育大学出身の私としては、安倍政権の教育政策に対しては言いたいことがたくさんあります。現政権の教育政策の何が問題でしょうか?
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大学の世界ランキングに意味はあるのか?

イギリスのタイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education; THE)の2016年のアジア大学ランキングが発表されました。東京大学は過去3年連続アジアで1位でしたが、2016年に突然7位に転落し、話...
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大学で教えてよかったこと

昨年、北海道大学で夏季集中講義の非常勤講師を務めました。そのとき教えた学生のひとりからメールをもらいました。政府の奨学金をもらって海外の大学院に留学するという、近況報告でした。彼も北大の多くの先生方からいろんな講義を受けたことでしょ...