子どもと教育

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教育を考えるシリーズ(3):大学の課題

教育を考えるシリーズの第3弾です。朝日新書「リベラルは死なない」からの抜粋です。 大学教育の費用 家庭の教育費負担が特に重いのが大学である。国公立大も私大も大学授業料は大幅に増額してきた。かつては国公立大と私大の授業料格差が大きかっ...
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教育を考えるシリーズ(2):すべての人に質の高い教育を〜「日本型Education for All」

教育を考えるシリーズの第2弾です。朝日新書「リベラルは死なない」からの抜粋です。 すべての人に質の高い教育を 支えあう社会を築き、労働者の生産性を高めるためには、すべての人に開かれた教育システムが不可欠である。すべての人に質の高い教...
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教育を考えるシリーズ(1):誰が教育費を払うのか?

萩生田文部科学大臣の「身の丈」発言のおかげで、教育政策への関心が高まっています。大学の英語入試を民間業者テストに切り替えることの問題点が明らかになり、政府は延期を決めました。延期ではなく取りやめるべきだと思います。しかし、とりあえず...
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大学入試の英語業者テストの弊害【再掲】

いま話題になっている民間英語入試問題ですが、2018年4月27日にこんなブログを書いたことがあります。内容的には古くなっていなくて、タイムリーだと思うので、再掲させていただきます。ご一読いただければさいわいです。 安倍政権の「教育再...
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「ルポ 教育困難校」を読んで【書評】

元公立高校教員の朝比奈なを著「ルポ 教育困難校」(朝日新書)は、自分の無知さや認識不足を教えてくれる良書でした。教育政策を大学院で専攻し、教育のことを多少わかった気でおりましたが、思ってた以上にわかっていなかったと実感しました。 わ...
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小泉進次郎大臣の育休について

西日本新聞から小泉進次郎環境大臣の育休についてコメントを求められ、いろいろ話したのですが、記事の中で使われたのは以下のコメントです(2019年9月13日付朝刊)。 7歳と5歳の2人の子育てに積極的な立憲民主党の山内康一衆議院議員(比...
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競争は研究を活性化しない。

共同通信社の2019年9月7日配信の「大学の理系論文数20年間伸びず 競争原理導入、奏功せず」という記事を読み、前々から思っていた通りだと納得し、かつ、危機感を強めました。まず記事を引用します。 日本の大学の理系論文数が、政府による...
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安倍政権6年半をふり返る(18):安倍政権の「教育再生」でいいのか?

安倍政権の6年半をブログでふり返る参院選特別企画の第18弾です。2016年7月5日付ブログ「安倍政権の教育再生でいいのか?」の再掲です。これでこの省エネ企画も最後になりそうですが、最後は教育でしめたいと思います。いちおうこれでも大学...
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安倍政権6年半をふり返る(9):日独の科学政策【首相のちがい】

安倍政権の6年半をブログでふり返る参院選企画の第9弾です。2017年9月12日付ブログ「日独の科学政策:首相のちがい」です。日本とドイツはいずれも長期政権ですが、科学政策(高等教育政策)では大ちがいです。成功したドイツと失敗し続ける...
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安倍政権6年半をふり返る(6):道徳教育は国の仕事か?

安倍政権の6年半をブログでふり返る参院選特別企画の第6弾です。安倍政権は「教育再生」を訴え、道徳教育の教科を推進してきました。森友・加計学園問題等を見ても道徳的にどうかと思う政治家や官僚がはびこるなかで、自民党の政治家が道徳教育の強...