子どもと教育

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GIGAスクール批判(2):ICTに教育効果はあるのか?

先日(4月10日)「GIGAスクール構想」に関わる補正予算2,292億円を批判しましたが、ご納得いただけない読者の方もいらっしゃったようです。今度は「そもそも小中学校のICT教育に効果があるのか?」という観点から考えてみたいと思いま...
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コロナ危機でGIGAスクール構想2,292億円

昨日、政府から新型コロナウイルス対策の補正予算案の説明を受けました。その中に「GIGAスクール構想」に2,292億円という予算項目がありました。補正予算で役所や族議員が悪乗りするのはいつものことです。これもそんな雰囲気を感じます。 ...
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政治的中立性を捨てた教科書検定:「民主迷走」「自民安定」

昨日(3月25日)東京新聞(朝刊)の教科書検定の記事に驚きました。記事によるとこんな記述があったそうです。 民主党政権は沖縄の米軍基地移設問題や東日本大震災への対応などで迷走 これは歴史の教科書の記述だそうです。検定意見は付かずに、...
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福祉系高校生への助成金

日本教育新聞(2020年2月24日)によると、宮崎県では新年度予算から福祉系高校に通う生徒を対象に年間3万円までの助成金を支給するそうです。介護福祉士などをめざす福祉系高校の定員充足率が低かったことへの対策だそうです。県教育委員会に...
政治の動きと分析

安倍政権の政権担当能力は高いのか?【教育】

安倍総理はことあるごとに「民主党政権の悪夢」と言い、政権担当能力が高いのは自民党だとアピールします。しかし、安倍政権、または、自民党の政権担当能力(≒政策立案能力)は本当に高いのでしょうか? 大雑把にいえば、株価はあがっても実質賃金...
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「学校司書をAIで代替」という誤ったデジタル発想

学校図書館で子どもの読書や学習を支える学校司書の配置増を求める国会決議案が、臨時国会ではあと一歩のところまで行きましたが、最終的に成立しませんでした。自民党から共産党まで党派を超えて賛同を得られた決議案でしたが、唯一「日本維新の会」...
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大学入試共通テストの記述式問題の問題点

大学入試共通テストの国語と数学の記述式問題の導入は、臨時国会でも議論になりました。多くの教育関係者や高校生、野党からの批判に加え、公明党からも批判があり、文部科学省は記述問題の導入を見送る方針にしたようです。 私は、記述式問題の価値...
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教育を考えるシリーズ(最終回):民主主義と教育

教育を考えるシリーズの第6弾です。これで最終回で、いちばん主張したいポイントです。朝日新書「リベラルは死なない」からの抜粋です。 教育行政、教育と政治の適切な距離 本章で考えてきた教育の課題を考えると、政治主導で進められてきた「教育...
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教育を考えるシリーズ(5):教育への過剰な期待

教育を考えるシリーズの第5弾です。朝日新書「リベラルは死なない」からの抜粋です。 教育への過剰な期待〜「何に力を入れないか?」という観点 日本人は「教育好き」といってよいだろう。社会の問題の多くを教育によって解決できると考え、「〇〇...
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教育を考えるシリーズ(4):道徳教育、職業教育

教育を考えるシリーズの第4弾です。朝日新書「リベラルは死なない」からの抜粋です。 道徳教育よりシチズンシップ教育や人権教育 安倍政権の「教育再生」の特徴のひとつは、道徳教育の教科化や愛国心教育のように右派イデオロギー色の強い改革を好...