子どもと教育

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世界大学ランキングを軽視すべき理由(3)

「世界大学ランキングを軽視すべき理由」シリーズの第3弾です。今回は「英語という要素を除けば、日本のトップクラスの大学の実力は低くない」点を述べます。 世界大学ランキングは各国のトップ校を比較するランキングなので、比較対象は日本のトッ...
子どもと教育

世界大学ランキングを軽視すべき理由(2)

世界大学ランキングを軽視すべき理由シリーズ第2弾です。まず世界ランキングのトップ100にどの国の大学が入っているかを見てみます。 何といっても安倍政権の大学教育政策の成果指標には「世界大学ランキングトップ100にわが国の大学10校以...
子どもと教育

世界大学ランキングを軽視すべき理由(1)

先日(6月3日)、英国の高等教育専門誌THE(Times Higher Education)がアジアの大学ランキング2020年版を発表し、東京大学が7位、京都大学が12位に入ったことが報道されていました。 日本を代表する東京大学や京...
子どもと教育

9月入学論に見る知事のポピュリスト政治家化

新型コロナウイルス感染防止のための学校休業を受け、一時的に9月入学導入論が盛り上がりました。しかし、検討してみると現実的でないことがわかり、導入は見送られました。 この経緯をふり返ってみると、一時的な人気取りに走るポピュリスト政治家...
政治の動きと分析

コロナ後のBBB(build back better)は慎重に

新型コロナウイルスで世界が変わりつつありますが、米国や英国では「BBB(build back better)という言葉が流行しているようです。私はちょっと怖いと思っています。 少し前に「コロナ危機のどさくさ紛れ “ショック・ドクトリ...
子どもと教育

今年4月から小学校の英語の教科化

新型コロナウイルス危機であまり話題になっていませんが、実は今年4月1日から新学習指導要領の導入にともない、教育現場でいろいろな新しい制度が始まるはずでした。 小学校3,4年生で「外国語活動」が、5,6年生で教科としての「外国語」が導...
子どもと教育

デジタルで読む脳、紙の本で読む脳

認知神経科学、発達心理学の専門家のメアリアン・ウルフ教授(UCLA)によると、「デジタルで読む」ときと、「紙の本で読む」ときでは、脳のちがう部分が働いているそうです。メアリアン・ウルフ氏は失読症(ディスレクシア)の専門家であり、失読...
子どもと教育

9月入学はグローバル化に役立つか?

コロナ危機による学校休業をきっかけに降ってわいたように「9月入学」論が沸き上がりました。東京都知事、宮城県知事、大阪府知事も9月入学に賛同し、安倍総理や萩生田文部科学大臣も検討を表明しました。 もともと安倍総理や自民党文教族議員の萩...
子どもと教育

困窮学生支援は「財政負担」ではなく「公共投資」

コロナ危機でアルバイトがなくなったり、親の所得が激減したりで、多くの学生が授業料や生活費の負担で困っています。その状況を何とかするために立憲民主党を含む共同会派で、大学生・専門学校生等を支援するための議員提出法案を用意しています。 ...
政治の動きと分析

コロナ危機のどさくさ紛れ“ショック・ドクトリン”

カナダ人ジャーナリストのナオミ・クラインの著書に「ショック・ドクトリン:惨事便乗型資本主義の正体を暴く」という本があります。世界的にも売れた本です(たぶん)。 新自由主義をリードしてきたマネタリズムの主唱者のミルトン・フリードマンは...