暮らしと経済

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アベノミクス敗戦の戦後復興に向けて

毎日新聞の倉重篤郎専門編集委員の「アベノミクス敗戦に備えよ 湛山の先見と楽観に学ぶ」(サンデー毎日、2016年12月11日号)という記事は、とても興味深い内容でした。 石橋湛山(のちに首相)は戦時中から、敗戦に備え、戦後経済の再建を...
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アベノミクスの失敗は予測可能だった

久しぶりに私の専門分野の「途上国の教育開発」に関するテキストを読んでいたら、いまのアベノミクスの失敗は十分に予測可能だったことに思いいたりました。 安倍政権のアベノミクスの根底には「トリクルダウン」という理論があります。富裕層がより...
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和牛の輸入が多い国は?

無味乾燥に思える統計をながめていて、「エッ」と驚く事実を発見するとつい人に話したくなります。農産物の輸出統計を何気なく見ていて、和牛輸出に関わる興味深い統計を発見しました。
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長野県の再生可能エネルギー政策

昨日のブログで福島県の再生可能エネルギー政策をご紹介しましたが、そういえば長野県の環境エネルギー戦略もすぐれていたことを思い出しました。
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福島県の再生可能エネルギー戦略に学ぶ

福島県は東日本大震災後に積極的に再生可能エネルギーの導入に取り組んでいます。自治体だけではなく、産業界や県民、大学などとも連携して、地域をあげて再生可能エネルギーを導入し復興につなげようという、強い意気込みが感じられます。 震災前の...
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格差が成長をさまたげる

安倍総理は、消費税増税を延期するためのお墨つきを得るため、国際金融経済分析会合にポール・クルーグマン教授を呼びました。ノーベル経済学賞を受賞したクルーグマン教授は、一般向けにわかりやすい本を書く才能もあり、私も20年以上前の学生時代...
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アベノミクスVS 民主党政権

残念ながら世間では「民主党政権はダメだった」という認識が定着していますが、民主党政権はそんなにダメだったのでしょうか? 民主党政権が約3年3か月でした。安倍政権発足から約3年3か月たったので、両政権の政策を比較するにはよいタイミング...
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アベノミクスの誤算:円安で輸出減?

経済学の常識に照らせば、円が安くなると、輸出が増えるはずです。アベノミクスの円安誘導は、輸出を増やす「はず」でした。 たとえば、日本の企業が、1ドル80円で1万ドルのモノを輸出すれば、80万円の収入です。ところが、1ドル120円で1...