平和と外交

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スペイン人から見た米国【地政学の思考法】

スペインの元軍人・元情報機関幹部のペドロ・バーニョス氏が書いた「国際社会を支配する地政学の思考法」という本を読みました。スペイン人の書いた本が日本語に翻訳されることは少ない気がしますが、たまたま手に取ってみたら、おもしろそうだったの...
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核兵器禁止条約と日米同盟の両立は?

今週(2月5日)共同会派の外交部会で「核兵器廃絶日本NGO連絡会」の皆さんをお招きして、4月下旬の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けた勉強会を開催しました。立憲民主党の外交部会長の私が企画したものです。 NGO連絡会の皆さんか...
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トランプ大統領とケネディ大統領の危機対応

イランをめぐる情勢が緊迫しているなか、トランプ大統領がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したため、さらに情勢が悪化しています。その後の報復攻撃やウクライナ機撃墜といったニュースも続き、今後も引きつづき心配な状況が続きます。日本...
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歴史認識の誤りが次の戦争を生む

外国の識者の客観的視点から見ると、日本人の歴史認識に関しては政治的スタンスの右の人も左の人も反省すべき点があるようです。 マクレガー・ノックス元ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授(国際関係史)は「戦略の形成」のなかで次のよう...
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フィンランドはすごい:外交も安全保障も

フィンランドといえば、学力世界一の教育、ノキアに代表されるハイテク、ムーミン、おしゃれな食器や家具といった印象が一般的ではないでしょうか。そしてつい最近は34歳の若い女性首相が誕生してニュースになりました。 フィンランドの女性首相は...
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アフガニスタン人からのメール

アフガニスタンで中村哲医師が銃撃され亡くなられたニュースは、日本だけでなくアフガニスタンでも衝撃をもって受け取られ、多くのアフガニスタン人が中村医師の死を悲しんでいます。故郷の福岡の生んだ偉大な人物の死は、福岡では特に大きなニュース...
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中曽根康弘元首相の言葉

中曽根康弘元首相がお亡くなりになりました。ひとつの時代を築いた政治家だったと思います。心からご冥福をお祈り申し上げます。もちろん中曽根元首相のすべての政策や政治的言動を支持するわけではありませんが、立派な発言を多く残されています。中...
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日本政府のSDGs方針への違和感

今日(11月28日)は共同会派(立憲民主党、国民民主党、社民党)のSDGsについての合同会議が開催されました。私は立憲民主党の外交部会長(兼)SDGsプロジェクトチームの副座長として会議の開催の準備をし、今朝の開会に至りました。 政...
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香港市民の自由と法治を求める枝野代表談話

昨日(11月21日)「香港市民の自由と法治を求める」というタイトルの枝野代表の談話を発表しました。枝野代表は以前からツイッターで次のようにコメントしていました。 どのような政治体制の下でも、どのような主義主張を持っていても、武器を持...
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外務委員会の質問:ロヒンギャ難民支援

今日は衆議院外務委員会で久しぶりに質疑を行いました。いくつか質問したなかでメインは、ロヒンギャ問題でした。ロヒンギャ問題については過去にもブログに書いてきましたが、茂木敏充外務大臣にロヒンギャ難民への支援について質問しました。 *ご...