明日(9月2日)から民進党代表選挙が始まります。9月4日には西鉄久留米駅近くで街頭演説会と公開討論会が開催されます。いまのところ立候補を正式に発表しているのは、蓮舫代表代行と前原元外務大臣のお二人です。第三の候補者の可能性も残っています。
不思議に思うのは、今の段階でだれを支持するのか表明する国会議員が多いことです。もちろん自分の属するグループの人が立候補を表明するのであれば、早い時期で支持表明しても自然です。あるいは、昔からよく知っている人が立候補するのであれば、早い時期に支持表明しても不思議はありません。
しかし、党首を選ぶ選挙が始まる前から全国会議員が支持表明してしまったら、代表選挙で公開討論等をやる意味がありません。代表選における各地での公開討論、街頭演説、インタビューへの受け答え等、これからの各候補者の発言や政治姿勢をよく精査した上で、支持を決めるのが自然ではないでしょうか。
私は前原さんの政策なら何となくわかります。国会の予算委員会等で前原外務大臣に対して質問したこともあります。しかし、蓮舫さんの政策的立場に関しては、事業仕分けのこと以外はあまり印象がありません。各候補者の政策的主張をよく聞いた上で、誰に投票するのかを決めるつもりでいます。
党内の代表選ですから、基本政策が大きく異なる可能性は高くありません。候補者間の差異は、よりデリケートで微妙かもしれません。だからこそ丁寧な政策論争を経た上で判断する必要があると思います。
国政選挙であれば、選挙戦がスタートする前から支持政党や支持候補が決まっている人が多いのは自然です。しかし、代表選挙は党内の政策路線の比較であり、同じ党の仲間内の政策論争なので、簡単には判断しにくいと思います。じっくりと候補者の話を聴いてみて、あるいは、街頭演説や公開討論の場に足を運んで自分の目で見てみて、誰に投票するか決めた方がよい判断ができると思います。
というわけで、今のところ私は誰を支持するか決めておりません。代表選の公開討論や街頭演説会に参加してみて、じっくり考えていきたいと思います。