本日(10月4日)臨時国会が始まりました。初日は安倍総理の所信表明演説がありましたが、ピント外れでぱっとしない内容でした。論評に値しないくらい空疎な演説でした。特に最後の部分は、100年前のパリ講和会議の日本の「人種平等」提案の話を強引に憲法改正に結び付け、意味不明の終わり方でした。
今国会から立憲民主党、国民民主党、社民党、社会保障を立て直す国民会議の4つの会派で合同会派(統一会派)を結成し、衆議院議員120人の大きな会派になりました。
衆議院本会議が始まる前には「代議士会」という衆議院議員全員が参加する会を開くのですが、今日は4つの会派の代表がそれぞれあいさつし、関電問題はじめ政府の問題点を追及し、政府の監視の役割を果たしていくことを確認しました。
代議士会も立憲民主党だけのときに比べて、かなり人数が多くなりました。本会議場の議席も席替えがあり、右隣りは国民民主党の議員になりました。だいぶ国会の風景が変わりました。
衆議院の所属委員会の配置換えがあり、内閣委員会から外れて外務委員会に移りました。外務委員会には10年ぶりに戻ることになります。もともとODAや難民問題、外交に関心があって国会議員を志したわけで、本来やりたかった分野の担当をさせてもらえることになりました。素直にうれしいです。
衆議院の外務委員会の理事になると、ほぼ自動的に党の外交部会長になります。正式にはまだ決まっていませんが、おそらくそうなります。これまで以上に外交政策に関わる機会ができてよかったです。
また、今国会では日米貿易協定を審議するので、外務委員会は注目されます。トランプ大統領の言いなりに不利な条件を飲まされたように見受けられます。党をあげて問題点をしっかり委員会審議のなかで追及していきたいと思います。がんばります。