福岡県のインフルエンザ予防接種の無償化

私は春ごろからインフルエンザ予防接種の無償化を主張してきました。秋から冬にかけて季節性インフルエンザが流行しますが、コロナの感染とインフルエンザの感染のピークが重なると医療崩壊の恐れがあります。限られた医療資源をコロナ対策に集中するためには、予防接種で防ぐことができる季節性インフルエンザの感染拡大を防ぐ必要があります。

そういった趣旨のブログを5月22日に書き、立憲民主党内部でも野党合同会議でも、インフルエンザ予防接種の無償化を提案してきました。その結果、野党合同で政府に対して提出したコロナ対策提言にも、インフルエンザ予防接種の無償化が含まれることになりました。

*ご参考:2020年5月22日付ブログ「インフルエンザ予防接種の無償化を!」

インフルエンザ予防接種の無償化を!
昨日(5月21日)の野党共同会派のコロナ対策会議で私は「2次補正予算にインフルエンザの予防接種の無償化を盛り込むべき」と提案しました。 この提案は、現場の声を聞いたわけでもなく、ランセット(Lancet:世界的に有名な医学の学術誌)...

さらに立憲民主党の福岡県連として6月9日に福岡県の小川知事にコロナ対策の提言を行いましたが、その中にもインフルエンザ予防接種の無償化を入れておきました。

*ご参考:2020年6月10日付ブログ「福岡県知事にコロナ対策で提言」

福岡県知事にコロナ対策で提言
昨日(6月9日)立憲民主党福岡県連では、福岡県の小川知事に対して新型コロナウイルス対策の第2次政策提言を行いました。すでに4月に第1次のコロナ対策の提言を行いましたが、それに引き続いて第2次提言です。 県議団を中心に市議の皆さんの意...

その結果かどうかは不明ですが、福岡県は65歳以上を対象にインフルエンザ予防接種の無償化を決定し、その経費の18億円を補正予算に計上することになりました。全県民ではないのは残念ですが、もっとも脆弱な高齢者が無償で予防接種を受けられるのはよかったと思います。立憲民主党は福岡県政においては野党ではなく、小川知事とも良好な関係なので、福岡県もわが党の提言を真摯に受け止めてくれたのかもしれません。とにかくよかったです。