SDGsワーキンググループ座長に就任

旧立憲民主党には「SDGsワーキンググループ」というのがありましたが、解党にともなってなくなりました。NGO業界の皆さんに背中を押され、私が提案して、新党にも同じ組織を作ることになりました。そして旧立憲時代のSDGsワーキンググループでは私は副座長だったのですが、新立憲では座長に就任することになりました。

コロナ禍のもとで「これまでの経済や社会の仕組みでよいのか?」という反省が広がっています。経済成長至上主義の新自由主義的な政策が、人と自然環境のバランスを壊し、所得格差の増大を招いて社会を分断し、「小さな政府」のかけ声で政府の危機管理能力を低下させてきました。

コロナ危機により、持続可能性の重要性があらためて評価され、企業活動におけるSDGsの価値が再認識され、経済成長よりも命と暮らしが優先されるべきことを、多くの人が認識したと思います。コロナ危機はSDGsの複数の目標に大きな影響をおよぼしています。こういう時期だからこそSDGsを立憲民主党としても積極的に推進していきたいと思います。

今日(11月24日)が新党での第1回会合でした。慶応義塾大学の蟹江憲史教授、SDGs市民社会ネットワークのの稲場雅紀さんを講師に迎えて、日本のSDGsを取りまく状況、コロナ危機におけるSDGsの重要性等についてご講演いただきました。

顧問の福山哲郎幹事長に冒頭あいさつしてもらいましたが、以前からSDGsに熱心な福山さんの提案で立憲民主党として議員提出法案の「SDGs基本法」の検討を始めることになりました。

そして中期的には超党派的合意のもと「SDGs基本法」を議員立法で成立させるのが目標です。衆議院の解散総選挙が近いので、今の任期中の成立は難しいかもしれませんが、次の任期中の法案成立をめざし、解散までに立憲民主党の法案(原案)を完成させたいと思います。がんばります。